こんにちは。

鵜丹谷です。


先日、中野店店長のエリオがカクテルについて書いていた。

そのブログにもあったけど、僕はビーボ全体のビバレッジ(カクテルの監修とか)の担当を任されている。

中野店のブログ
http://vivodailystand-nakano-winebaru.officialblog.jp/archives/1980014.html


ビーボは一般的なバーから比べるとハードリカーやリキュール類は少なく、シェーカーやミキシンググラスもない。

なので所謂ショートカクテルは作れない。


バーテンダーの花形であるようなシェーカーを振る光景はビーボにはない。

例えばショートカクテルでいうと、「グラスホッパー」というカクテルはミント、カカオのリキュールと生クリームで作られる。
また「サイドカー」というカクテルはブランデー、オレンジのリキュールとレモンジュースで作られる。

レシピはとてもシンプルだけど、両方共とても難しいカクテルだ。


シェーカーの中に材料を入れ、氷を入れてシェークするだけだが、バーテンダーはシェーカーの中の氷の動きをイメージしながらシェークする。

本当に美味しい「グラスホッパー」の出来上がりはムースのように滑らかだ。
その為にはシェーカーの中の氷の角を出来るだけ落とさずに空気を混ぜながらふんわりと仕上げたりする。

一方、「サイドカー」は出来るだけ雑味なくキリッと仕上げると美味しい。

僕がシェーカーを降っていた頃は出来るだけシェークする数を少なくして、最後に茶漉しで雑味の原因となる不純物を取り除いて提供していた。


本当にショートカクテルは面白いのだけど、やっぱりビーボには(良い意味で)合わない。

ビーボにシェーカーを振る音が鳴り響くってなんだか変だ。

でもそれが良い。

デイリースタンドだからね。


だけど、当然だけどビーボにもカクテルは沢山ある。

ロングカクテルと呼ばれるもの。


そのカクテルを作るのに必要なバースプーンを使うステアという技術。
ビーボスタッフ全員、当然のようにバースプーンをスムースに扱う。

この作業、簡単そうに見えて実はとても難しい。


ビーボで働くスタッフは其々経歴は違うけど、みんな一緒懸命練習してバースプーンを美しく扱うようになる。


ビーボの店舗が増えていく中、みんな上手くなっていくのは見ていてとても楽しい。



エリオも紹介していたけど、コミック『バーテンダー』、多分に漏れず僕も何回も読みました。

でもこの漫画この仕事をしてると影響され過ぎるのであまり読まなくなりました(笑)。


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アニメ版『バーテンダー』オープニング曲
「バーテンダー」ナチュラル・ハイ feat.椎名純平
https://m.youtube.com/watch?v=Nn7nSUYD07w

この曲、聞ける機会があったら全編聞いて欲しいくらい凄い良いです、是非!



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